【aQ-studio TALK】藤澤 空也 編
連続インタビュー企画「aQ-studio TALk」第四弾は「藤澤 空也」さん!
強靭な体躯で繊細な作品を作る藤澤さんに、
普段聞けない、聞かないような質問をどんどん投げかけていこうと思います。
インタビュアーは弊社永井が担当します。
ーーまずは出身など、教えてください!
愛知県知立市出身で、交通の便がいい街です。スポーツ少年だったと思います。高校は美術と全く関係のない学校でした。むしろスポーツが強い高校で、高校生活で美術や音楽に触れることはほとんどなかったです。その後多摩美術大学の工芸学科を経て、金沢美術工芸大学院の彫刻専攻を修了しました。
ーー初めて知りました。ではなぜ大学で美術を学ぼうと思ったのですか?
絵が好きというよりは、小さい頃から工作が好きで、段ボールで小さい家を作ったりしてました。その思い出が強く、大学で美術を学べるのであれば専門的にやってみたいと思い、受験しました。
ーー受験は苦労しそうですが、どうでしたか?
美大に入るとは決めたものの全く下調べをしておらず、第一希望の大学に落ちてしまいました(笑)
その後一年浪人を経て、先輩たちが楽しそうな多摩美術大学に入りました。
ーー実際入ってどうでしたか?
今まで勉強ってあまりしたことがなかったけど、美術に関しては自分から学んだり、作ったりできましたね。
ーー彫刻、特に藤澤さんのやっている金属彫刻の面白いところってどこだと思いますか?
金属彫刻は他の木や石に比べて造形が自由です。加工は大変だけど、やろうと思えば大体どんな形でも実現できることが楽しいです。からくり的な構造物も作りやすいかな。あとは単純に金属という素材が好きです。頑丈なので(笑)
ーー頑丈なものが好きなんですね(笑)他に好きなものはありますか?
ホームセンターにあるような工具とか見ると心躍ります。機能的に作られていることがよくわかるのも好きなポイントです。
ーー藤澤さんの作品は細かいところに気を配ったものが多いと思うんですが、制作する時のこだわりを教えてください!
まず、作品制作の順序として、僕はコンセプトを明確にしてから、設計図をしっかり作りあげて作業するタイプです。もともと工芸学科にいたこともあり、溶接のあとを消したり、仕上げを丁寧にすることを心がけています。
ーー仕上げは確かにその通りですね。彫刻としてはあえて溶接痕を残す人もいますよね。
ーープライベートについても少し教えてください、好きなアーティストや作品などありますか?
ジュリアン・オピーという作家が好きです。なんでだろう、、、シンプルで力強いからかな(笑)
他にも好きな作家はいますが、大体「なんかすげえ、かっけえ!」みたいな感じですよ(笑)みんなもそんな感じで自由に作品を見たり買ったりして欲しいですね。
普段は大体ゲームをしています。Apex Legendsばかりやっています。最近はHotline Miami をやりました。音楽もめっちゃいいんですよ!
ーーやってみます!!最後に、今後アーティストとしてどうしていきたいか教えてください!
自分で何かしらモノを作っていきたい気持ちは変わらないのですが、今後はCADなどを活用し、設計図を書き上げてモノを組んだりしてみたいですね。
ーーありがとうございました!
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