【aQ-studio TALK】水島 和也 編
連続インタビュー企画「aQ-studio TALk」第三弾は「水島 和也」さん!
独自の世界観を映像やアニメーションで作り上げる水島さんに、
普段聞けない、聞かないような質問をどんどん投げかけていこうと思います。
インタビュアーは弊社永井が担当します。
ーーまずは出身など、教えてください!
福井出身で、4~7歳の間タイに住んでいました。めちゃくちゃ人見知りの大人しい少年でした。高校生の頃にバンドを始め、そこからは音楽活動にどっぷりでしたね。その後2019年、コロナ禍に突入したころより映像や、アニメーション制作を行なっています。
ーー僕も、学生時代ライブハウスでよくお会いしていましたね!でもどういったきっかけで映像のお仕事をしようと思ったんですか?
もともと何かを作ることが好きだったのは大きいと思います。例えば小さいころから電子工作とかやってました。友達がサッカーしてる頃にハンダ付けとかしてましたね(笑)映像をやるきっかけは、自分のやっているバンドのPV制作をしたい!という気持ちからですね。そこからどっぷりハマってしまいました。
ーー独学でされているんですね!いいところ、大変なところを教えてください!
誰かに習う、学校に入るという選択肢も考えたのですが、元々この技術をお金にしようと思っていなかったんです。なので作りたいものを自由に作れるのはいいところです。基礎が無い分人の作品を見たときに「どうやって作っているのか?」がわからない時はあります。いずれ基礎からしっかり学び直したい気持ちはありますね。
ーー自分で学び続けられるのはすごいと思います。モチベーションはどうやって保ってるんですか?
高い機材を買うことです(笑)背水の陣というか、「これを使いたい!」と「これを使って仕事するしかない!」を両立させることで半分無理やりモチベーションを作っています。機材代を見るとちょっとやりすぎた気がするけど、、、(笑)
ーーたしかに、制作環境を整えるとモチベーションがあがりますね!最近なにか買いましたか?
好きなデザイナーが使っているのを見て、液晶タブレットを買いました!今のところあまり使い道がわかっていません、、、、(笑)
ーー(笑)話は変わりますが、制作する時のこだわりを教えてください!
普段は自分の制作と並行して勉強を欠かさないようにしているのですが、毎回新しいモノを作るときに、自分が新たに習得したスキルを活かすようにしています。あとは、「意図して大衆ウケを狙わない」ことでしょうか。
ーーそれだけ聞くと、お客様ウケも悪くなってしまうような気がしてしまいますが、実際どうですか?
実際悪い時はあります。でも、仕事であると同時に表現活動であると考えているので、「作る側、依頼側両方が面白い」ことが大事だと思っています。結果論かもしれませんが、自分の作風を好いて依頼してくれる人の方が、いい作品が仕上がります。そうすることで、お客様もクリエイターとして、一緒に作っている気持ちになってもらえると思っています。
ーーこれはaQ-studioの目指すところでもあるので、大変よくわかります!私たちも「作ってもらえる」会社じゃなくて、「一緒に作っていく体験ができる」会社でありたいと思います。
ーーさて、プライベートについても少し教えてください、好きなアーティストや作品などありますか?
これはもう「化物語シリーズ」ですね!これのアニメを見たときに、こんなに尖った表現をしているのに、大衆に受け入れられている作品はないと感じました 。今の作風にもかなり影響を受けています。話し出すと止まらないです(笑)
ーー今度それで一記事作りましょう!(笑)最後に、今後アーティストとしてどうしていきたいか教えてください!
想像力もスキルだと思ってて、常に自分の「想像できること」もアップデートし続けたいと思っています。だから、将来自分がどうなりたいかってあまり考えていないんです。それを決めちゃうと成長が止まってしまう気がするから。それだけ今必死に作り続けているのかもしれないけど。今言えることは、歩みを止めず作り続けていきたい、それだけでしょうか。
究極の目標は「自分の欲を自分で全て埋められる」ことかもしれないです。あ、「いつまでもちやほやされたい」です(笑)
ーーありがとうございました!
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